二度目のレイ作り

椰子の葉から採れる天然繊維

ラフィアなどを使い、花を置いてはクルクルと巻き付けて作るレイの作り方を

Wili(ハワイ語で巻くという意味)といいます。

これはかなりの技術が必要ですが

私が初めてこのスタイルでレイを編んだのが

今からちょうど20年前

フラコンペティションに挑戦した時に

自分がつけるためのレイでした。

開催会場がサンフランシスコだったことや

この時がハーラウにとって初めてコンペティションに

チャレンジしたということもあり

また今のようにインターネットが普及していなかった為

現地での花の調達が難しく

限られた花とシダの葉っぱを使って

レイを編むことになりました。

バラの花を分解し

花びら一枚一枚を指先で丸めて花の形を作りながら

レイを編んでいくのですが

なんせレイを編むことが初めてであり

また、指先の熱で花びらがボロボロになり

最後は泣きながら作った思い出深いレイです。

ちなみにコンペティションで使う飾りは

すべて生のものを使用しないといけないため

アウアナを踊るときに身に着けるレイの他に

頭につける飾り

そしてカヒコを踊る時に頭にかぶるレイポオ

手足につけるクーペエ4つも作らなければいけなかったので

アウアナを踊った日は翌日のカヒコのために

2夜連続でレイ作りが続き

この間、ほとんど寝ることなく本番の舞台に上がっていました(笑)

でも今となってはすべてが素晴らしい経験となり

楽しい思い出です

このコンペティションへのチャレンジも

3年間続き

その中で切磋琢磨したメンバーの多くが

今、フラの先生として活躍しています。

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